「韓日葛藤の解決、タイ・ミャンマー関係を参考に」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.08.07 09:37
「日本政府が過去の歴史(の過ち)を認めて反省してこそ、韓日両国がWin-Win(ウィンウィン)関係に発展する」
先月28~29日にソウルで開かれた第4回韓国・メコン外交長官会議に参加するため訪韓したタイ外交長官代理のシハサーク・プーアンケットキャオ氏は最近、中央日報の取材に対して第3国外交長官としては珍しく日本の歴史の過ちに直撃弾を飛ばした。シハサーク氏は「日本が過去に犯した過ちは変わらない。それだけに公式謝罪と新たな歴史を書くべきではないか」と話した。
シハサーク氏は「両国の歴史は複雑なので言葉には注意しないといけないが、韓国と日本政府はタイとミャンマーの関係を参考にするべきだ」とし「タイとミャンマーは過去ではなく未来を見て共に繁栄する方法を模索している」と強調した。メコン川を間に置く両国は、ミャンマーのバインナウン国王が1563年にタイ・アユタヤ王朝を攻撃して首都アユタヤを占領するなど300余年間の戦争で綴られている。しかし過去史の和解と協力が相互利益であると認識し、2002年国境を全面開放した。その結果、経済協力が加速化し、昨年タイはミャンマー輸出の半分を占め、タイもミャンマーのエネルギー・製造産業にこれまで70億ドルを投資した。