朴泰桓（パク・テファン、２０、檀国大）が‘水泳の皇帝’マイケル・フェルプス（２４、米国）とローマ世界水泳選手権大会（１７日開幕）男子自由型２００Ｍでまた激突する。

フェルプスは８日（日本時間）から米インディアナ州インディアナポリスで開催される米国水泳選手権大会（世界選手権大会代表選抜戦）で自由型１００Ｍ・２００Ｍ、バタフライ１００Ｍ・２００Ｍに出場すると７日、明らかにした。

朴泰桓は世界選手権で自由型２００Ｍ・４００Ｍ・１５００Ｍに出場する。自由型２００Ｍの世界最高記録（１分４２秒９６）保持者のフェルプスが無難に代表選抜戦を通過すると仮定すれば、朴泰桓とフェルプスはこの種目でまた雌雄を決することになる。

朴泰桓は昨年の北京オリンピック（五輪）自由型２００Ｍでフェルプスに次いで銀メダルを獲得した。フェルプスとは１秒８９の差だった。朴泰桓は競技の後、「フェルプスに比べると自分はまだ赤ちゃん」と表現した。０７年メルボルン世界選手権大会ではフェルプスが１位、朴泰桓が３位だった。

もう一つ目を引くのはフェルプスの‘変身’だ。フェルプスは中距離から短距離に移っている。フェルプスは今回、個人メドレー（２００Ｍ・４００Ｍ）をあきらめ、これまで出場していなかった自由型１００Ｍに出場する。

現地メディアは驚きを表している。自由型１００Ｍは世界最高記録（４７秒０５）保持者のイーモン・サリバン（オーストラリア）、アラン・ベルナール（フランス）などスターがそろっている種目だ。米国にも優れた選手が多い。フェルプスのこの種目の自己最高記録は５０秒４８。

ＡＰ通信は「フェルプスがひじを曲げる一般的な自由型ストロークとともに風車のように腕を回す新しい泳法も実験している」と伝えた。


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