昨年のTHAAD決定直後、韓中関係は最悪…「25年間のロマンスはバブル」(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.08.24 11:20
#2014年7月、中国の習近平国家主席の最初の訪韓は成功した。当時、朴槿恵(パク・クネ)大統領と習主席は「韓中関係はいつよりも近い」と述べ、明るい未来を眺めた。しかし首脳会談直後に採択された4330字の共同声明と付属書には、韓国が望む北朝鮮の核挑発に対する中国の明示的な警告はなかった。中国が主導するアジアインフラ投資銀行(AIIB)問題は付属書にのみ短く言及される程度だった。
#習主席の訪韓直後、首脳会談の成果を評価するために両国の学者が集まった。ある中国の学者は共同声明の物足りなさを指摘した韓国メディアの報道に言及し、突然、新聞をテーブルに投げたという。「習主席夫妻が北朝鮮より先に韓国を訪問し、いろいろと誠意を見せたというのに、どうすればこのような批判ができるのか」。中国の学者の一喝で場内には冷たい空気が流れた。