基準を変えると10.1% …体感失業率「寒波」=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.11.13 10:57
今年2月にソウルのある大学を卒業したキムさん(26)は金融関連の就職を目標に学校の図書館で毎日、長い時間を過ごしている。いわゆる「就職準備生」だ。しかし今年は新入社員の公開採用が減り、先は明るくない。キムさんは今年より来年に備えようという気持ちで資格取得の準備に拍車を加えている。
先月31日から2日間、ソウル三成洞のコエックスで開かれた「公共機関採用情報博覧会」には、キムさんのように就職を準備中の学生1万8200人が集まった。来年度の新入社員採用計画と情報を知るためだ。誰よりも就職が切実な人たちだが、ほとんど失業者に分類されない。会社に願書を出したり試験を受けるなど就職活動をしなかったためだ。