「朴大統領は吸収統一ではなく平和統一を追求」(2)
ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2014.09.28 12:25
鄭副委員長は私見であることを前提に、「北朝鮮は今後相当期間核を放棄するのは難しいだろう。それでも北朝鮮と対話をしないわけにはいかないため、北朝鮮政策で核の割合がさらに小さくなるよう誘導することに焦点を置かなければならない」と主張した。また、「金大中(キム・デジュン)・盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権では事前の水面下での接触で北朝鮮に反対給付を約束する方式で交渉したが、朴槿恵政権は密室での駆け引きをしないという点で大きな差がある。過去の政権時代に比べ北朝鮮の核能力が大きくなった点も重要な違いだ」と話した。
鄭副委員長は、「北朝鮮が4度目の核実験をしても人道的支援を継続するだろうか」という質問に、「原則的には(核実験をしても)人道的支援がすぐに凍結することはない」としながらも、「しかし核実験はあまりに深刻な挑発であり、人道的支援継続の有無は副次的問題」だと話した。