ロシア原潜「ドルゴルキー」が東海へ…中国は空母艦隊創設へ(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2011.09.09 10:02
東アジアで中国とロシアが競い合うように海軍力を増強し、領域内の海域で緊張が高まっている。ロシアは今年中に最新鋭原子力潜水艦を太平洋艦隊司令部に配置する計画だ。中国は試験運航に入った「ワリャーグ」のほか、新型原子力空母を建造し、これを中心にした攻撃用の新艦隊の創設を進めている。中国と米国が南中国海(南シナ海)で覇権競争を繰り広げているなか、ロシアまでこれに合流し、東アジア海域で海上軍備競争がさらに加熱する様相だ。
8日の日本読売新聞によると、ロシアがソ連崩壊後初めて建造した最新鋭原子力潜水艦「ユーリ・ドルゴルキー」を年内に太平洋艦隊(司令部ウラジオストク)に配置する予定だ。同紙によると、ロシアのプーチン首相は5日、与党・統一ロシアの集会に出席し、「新しい潜水艦のテストがうまく進行中で、年内に太平洋艦隊に引き渡す」と述べた。