親環境・研究開発・労使安定…トヨタ、理由ある疾走(1)

親環境・研究開発・労使安定…トヨタ、理由ある疾走(1)

2017年11月21日09時20分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
写真拡大
米ケンタッキー工場のカムリ生産ライン(写真=トヨタ)
  日本の自動車メーカー、トヨタ自動車が世界市場でシェアを拡大している。危機状況で経営革新を導入した結果だ。トヨタ自動車はこれにとどまらず、さらなる勝負に出た。乗用車市場に集中する果敢な戦略に評価も交錯している。

  欧州自動車製造協会(ACEA)が20日に発表した新車販売統計によるとトヨタの1~10月の欧州市場での販売台数は62万3954台で前年同期の54万5244台より14.4%増加した。欧州自動車市場の成長率3.8%の4倍を上回る数値だ。10月1カ月間の販売台数が20.5%急増し昨年4.2%だった欧州市場でのシェアも4.8%まで引き上げた。

  米国市場でも善戦している。全米自動車ディーラー協会(NADA)によると、7~10月に米国市場でトヨタの販売台数が86万4748台に急増し、乗用車市場のシェアが17.5%まで上昇した。2010年以降米国でトヨタの半期シェアが17.5%を超えたのはこれまで2015年下半期の17.6%ただ一度だけだった。年末までいまの流れを維持するなら米国乗用車市場で過去最高のシェアを記録するとみられる。

  7年前にトヨタはアクセルの欠陥で危機を迎えた。2010年2月24日に米下院はトヨタ自動車聴聞会を開催し米国とカナダ工場の生産中断を決めた。一時はリコール台数238万台に上り米国で生産する自動車生産台数を超過したりもした。

  ◇復活したトヨタ自動車

  深刻な危機を迎えたトヨタは危機を踏み台とした。1000万台生産体制で社勢を育てる過程で海外工場の技術者管理に失敗したと判断し現地教育プログラムを強化した。韓国トヨタは「絶え間ないカイゼン(改善、現場経営革新)など多様なトヨタの経営理念であるトヨタウェイを現地技術者に伝え工程を改善した」と説明した。

  競合会社より早く始めたエコカー戦略も成功的だった。慶熙(キョンヒ)サイバー大学日本学科のオ・テホン教授は「グローバル販売1位を目標に量的膨張だけ追求しリコール事態が起きるとすぐエコカー生産体制を強化するなど質的強化で戦略を修正した」と説明した。危機後に積極的に代替エネルギー車両を増やし、今年世界市場でハイブリッドカー累積販売台数1000万台を突破した。昨年11月に欧州市場で発売した小型ハイブリッドスポーツ多目的車(SUV)「C-HR」は単一車種でトヨタ自動車の全欧州自動車販売台数の16%を担っている。

親環境・研究開発・労使安定…トヨタ、理由ある疾走(2)

【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事