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【コラム】アンジェリーナ・ジョリーも韓国にいればあご手術の対象者だが…(2)

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.15 16:49
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この数年間、オンラインニュースでは、いわゆる「人形女」がSNSに載せた写真とその実物が話題になった。人形女が載せた写真を見ると、大きくて丸い目、陶磁器のような青白い肌、完全に逆三角形のとがったあごなどが、ゲームの美女キャラクターや球体関節人形と似ている。ところが、その顔は「フォトショップ」ということで衝撃と失望を与えたという記事だった。

おもしろいのは、その人形女たちの写真を周囲の人たちに見せた時、反応が分かれるという点だ。年齢が少しある人やゲームをしない人は「かわいいというよりも怖い」「フォトショップでなければもっと衝撃と恐怖を感じただろう」という。その「怖い」というのは、人間のようではなく人工的な感じからくる不気味(uncanny)な感じであるはずだ。一方、ゲームや日本アニメが好きな人は「かわいい」と反応するケースが多い。人工的美女のイメージに慣れているからだ。

 
ゲームの美女イメージは一種のシミュラークル(simulacre)だ。古代ギリシャ哲学者プラトンが話した、理想的な実在イデア(idea)の質が低い複製イメージとしてのシミュラークルではない。現代フランス思想家ジャン・ボードリヤールがいう、実在を圧倒しながら実在に代わる仮想イメージのシミュラークルだ。コンピューター技術で滑らかに整えられた広告の中のモデルのイメージも、実在でなくシミュラークルといえる。こうしたシミュラークルは複製、増殖しながら、実在をシミュラークルに代える。現実の人々がゲームキャラクターのようにまたはフォトショップで補正されたモデルのイメージのように整形手術をし、自らシミュラークルになるのだ。

このように韓国社会の画一化された整形の拡散の裏には、個性を短所と考える伝統意識と先端デジタルシミュラークルの支配が妙に結びついている。その果てはどこにあるのか。それが怖い。(中央SUNDAY第322号)

ムン・ソヨン・コリア中央デイリー文化部長 


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