非メモリー半導体育成、文大統領とサムスン電子副会長が同じ船に乗る
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.23 11:02
◇半導体輸出前年比24%減少
輸出戦線が危うくなるほど非メモリー半導体に対する関心が高まっている。関税庁は22日、「今月1~20日の輸出が297億ドルで前年同期の326億ドルより8.7%減少した」と明らかにした。これで韓国の輸出は5カ月連続マイナスを目前にすることになった。特に半導体輸出は24%も激減しマイナス輸出行進の決定打になった。昨年は全輸出6052億ドルの20%を占め輸出の柱だった時とは異なる状況だ。依然として輸出最大品目ではあるが半導体輸出が減少するほど全体輸出に及ぼす悪影響もそれだけ大きいためだ。
輸出状況が尋常でないことから韓国政府は非メモリー半導体の育成政策を急いでいる。青瓦台(チョンワデ、大統領府)はこの日「非メモリー半導体をはじめバイオと未来型自動車の3大産業を集中育成する方針。中小ベンチャー企業部と産業通商資源部で近く育成案を出すだろう」と話した。サムスン電子関係者もやはり「今月末ごろに非メモリー半導体投資案を発表する計画」と説明した。実際に文在寅(ムン・ジェイン)大統領は今月末ごろにサムスン電子の工場を訪問する予定で、これに合わせサムスン電子は投資案を出す日程を調整中だ。