賞金の１０％を常に寄付してきた韓国人プロゴルファー、キム・ヘリムの寄付が日本でも続いた。

７月に初めて出場した日本女子プロゴルフ・サマンサタバサレディーストーナメントで優勝することで賞金１０８０万円を獲得したキム・ヘリムは１５日に東京の「故郷の家・東京」を訪問し、コメ１００キログラムと寄付金９０万円を伝達した。

「故郷の家・東京」は在日韓国人向けの高齢者福祉施設で、韓日友好増進のための社会福祉法人「こころの家族」が運営する。

キム・ヘリムは２００７年にプロゴルファーとしてデビューし初めて獲得した賞金６３万６０００ウォンのうち６万ウォンを寄付してから「１０％寄付」を続けている。２０１３年にはＫＬＰＧＡメンバーで初めて１億ウォン以上の寄付者の会であるオナーソサエティー（社会福祉共同募金会）に加入し、こうした寄付活動により韓国では「寄付天使」というニックネームが付けられた。

キム・ヘリムは「来年１月にベトナムで１カ月ほどトレーニングする計画だ。飛距離を伸ばしてショートゲームを強化するのに焦点を合わせたい。日本賞金ランキング５位以内進入が１次目標だ。苦しい人たちを忘れないという自分との約束はどこにいても守りたい」と話した。