【コラム】韓国構造改革の成功条件4つ(1)

【コラム】韓国構造改革の成功条件4つ(1)

2017年02月10日15時44分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
comment
0
share
このエントリーをはてなブックマークに追加
mixi
  今年の韓国の経済成長率、政府の見通しは2.6%だ。しかし私はこれより悲観的だ。1%台に落ちる可能性があるからだ。昨年の成長(2.7%推定)は建設投資の寄与度が非常に大きかったが、今年は建設が昨年より悪化すると予想される。さらに民間消費・輸出・企業投資も昨年を上回るとは思わない。

  本当の問題は信頼の崩壊だ。そうでなくても信頼レベルが低い国が崔順実(チェ・スンシル)事態で底まで落ちた。信頼は経済成長に影響を及ぼす。活力と躍動性が急激に落ちている理由だ。我々が本当に恐れるべき点でもある。再起できるという希望が弱まるからだ。このままでは日本のように0%、マイナス成長に向かうかもしれない。

  解決策はみんな知っている。構造改革だ。歴代政権すべてが構造改革を強調した理由でもある。内容も大同小異だ。保守と進歩の陣営もそれほど変わらない。それでも改革は前に進んでいない。やはり大統領のせいと見なければならないだろう。ドイツ構造改革の象徴、ゲルハルト・シュレーダー元首相によるとそうだ。改革が実を結ぶには2、3年は待たなければいけない。このため多くの政治家が改革を嫌うという。実際、シュレーダー元首相本人も選挙で負けた。

  そのためか今回の大統領選挙でも改革を強調する候補はほとんど目につかない。いくつかの改革案を話した走者はいる。この程度では本気だと認めにくい。実際、改革の内容よりも重要なのは「このように実行する」というアクションプランとロードマップだ。「何」よりも「どのように」を提示する必要がある。特に次の政権は引き継ぎ委員会がない。当選すればすぐに就任する。なら、大統領候補はより多くの準備をする必要がある。そうしてこそ直ちに構造改革を実行できる。構造改革論によると、大統領の残余任期が長いほど改革の成功確率が高まる。朴槿恵(パク・クネ)政権が構造改革に失敗したのは就任から1年も経過して経済革新3カ年計画を出したためでもある。大統領候補が改革のアクションプランを出さなければいけない理由だ。ここに必要なものは大きく4つある。

【コラム】韓国構造改革の成功条件4つ(2)
【今日の感想】この記事を読んで・・・
興味深い
悲しい
すっきり
腹立つ
役に立つ

今日のイチオシ記事