韓国電力技術（韓電技術）が原発設計部門の海外売り上げで世界２位の実績を収めた。

１５日、韓電技術によると、米国の建設・エンジニアリング専門紙「ＥＮＲ（Ｅｎｇｉｎｅｅｒｉｎｇ　Ｎｅｗｓ－Ｒｅｃｏｒｄ）」は１２月第２週の原発設計部門海外売り上げランキングで同社を世界２位に入れた。

韓電技術は上位２２５社の設計企業（ｔｈｅ　Ｔｏｐ　２２５　Ｉｎｔｅｒｎａｔｉｏｎａｌ　ＤｅｓｉｇｎＦｉｒｍｓ）で総合９５位（２０１５年実績基準）を占め、電力設計部門では海外売り上げ２２位、原発設計部門海外売り上げ約９２６０万ドル（約１０９億円）で世界２位を記録した。

韓国電力技術は２０１２から２０１５年まで４年連続で同部門の海外売り上げ世界１位に君臨し、ことしも欧州や米国などが強い同部門で、アジア圏企業として唯一最上位圏を維持している。

韓電技術のパク・クウォン社長は「先進国が掌握しているエンジニアリング市場で韓電技術のような韓国企業が海外市場で競争力を認められたという点で意味が大きい」とし「わが社のエンジニアリング力が韓国の産業競争力を一段階さらに高められるように、公企業としてあらゆる努力を尽くしていきたい」と明らかにした。