10月開場の韓国初ドーム球場に行ってみると(1)

10月開場の韓国初ドーム球場に行ってみると(1)

2015年07月03日10時16分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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高尺ドーム外観。高尺ドームは当初、屋根を半分だけ覆うハーフドームで設計されたが、2009年3月ワールドベースボールクラシック(WBC)準優勝ブームにのって完全ドーム形態に変更された。
  「韓国初のドーム球場」であるソウル・九老区(クログ)の高尺(コチョク)ドームが完工を目前にしている。今月1日午後、高尺ドームを訪ねた。ドーム内部では応援ステージの設置作業の真っ最中だった。一部の外野席の設置が完了していないのを除けば今でも競技を行うことができそうだった。この時点の高尺ドーム工程率は99%。ソウル市のキム・ウィスン観光体育局長は「今年10月には高尺ドームを市民に開放できるだろう」と話した。

  ドーム球場らしくまず初めに目についたのは屋根だった。開閉が不可能な高尺ドームの屋根は日本の東京ドームと同じ形態だが、東京ドームより5メートルほど高い。鉄骨構造物を建てた後、テフロン(Teflon)材質の白色半透明膜で屋根を覆った。時々近くの金浦(キンポ)空港を行き来する飛行機の巨大な影が映写機のように映る姿が異色だった。

  外野席2階に上がってホームベース側を眺めた。競技場が他の球場に比べて若干小さく見えた。施工を担当した現代産業開発のキム・ヒョンウク次長は「天井が高くて観覧席の密集度が高いと、見る時に一種の錯視効果がでるようだ」と説明した。実際の競技場の大きさだけで判断すると、高尺ドームは蚕室(チャムシル)・蔚山(ウルサン)球場に続き韓国内で3番目の水準だ。ホームベースから中央フェンスまでの距離が122メートルで昨年開場した光州(クァンジュ)チャンピオンフィールド(121メートル)より長い。

  野球界にはドームラン(Dome-run)という言葉がある。空気抵抗が少ないドーム球場ではホームランがよく出るという意味だ。2006年にイ・スンヨプ選手が東京ドームでホームラン22本を打つと日本の野球関係者が「ドームの上昇気流のおかげだ」と文句をつけたりもした。高尺ドームは打球が競技場内部の気流の影響を受けないように空気を内側に閉じ込める共助設備を備えた。ソウル市は内部のシミュレーションにより「飛距離が138メートルまで出ても天井構造物との衝突の可能性は低い」という結果を得た。もし韓国プロ野球の最大飛距離ホームラン記録(150メートル)がここで出たら天井に当たって2階外野に落ちる確率が高い。

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