【取材日記】北核議論で存在感を失う韓国外交部
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.12.18 11:34
15日(現地時間)午前にニューヨーク国連本部で開かれた安全保障理事会の閣僚級会合は、戦争の危機に向かっている北朝鮮の核問題がなぜ解決しないかを改めて確認させる席だった。
ティラーソン米国務長官は北朝鮮に対する「条件のない対話」提案を撤回し、決心したように強硬姿勢を見せた。ティラーソン長官は「平壌(ピョンヤン)政権が世界を人質にすることを容認しない」とし「北の無謀で威嚇的な行動に対してはずっと責任を負わせる」と警告した。また北核解決のカギを握る中国とロシアの責任にも言及した。ロシアに対しては「核兵器開発資金を確保するために奴隷のような条件で働く北朝鮮の派遣労働者を許容している」と指摘し、中国には「北朝鮮に原油をずっと供給している」として原油供給の中断を促した。