<W杯サッカー>韓国監督、また選手の責任に…選手・ファンも非難
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.10.13 16:57
「セバスティアン・ソリア(33、カタール)のようなストライカーがいないから負けた」。サッカー韓国代表のシュティーリケ監督(62、ドイツ)がイラン戦で敗れた後に話した言葉だ。この一言でサッカー界が騒々しくなっている。敗戦の責任を選手に転嫁する監督に対する非難世論が激しい。2018ロシアワールドカップ(W杯)本大会に対する懸念も強まっている。
韓国は12日、イラン・テヘランで行われたイランとのW杯アジア最終予選A組第4戦で0-1で敗れた。有効シュートが1本もない最低の成績に対し、ファンの非難は激しかった。最終予選で初の黒星を喫して2勝1敗1分け(勝ち点7)となった韓国は、イラン(10点)、ウズベキスタン(9点)に次ぐ組3位に順位が落ちた。
シュティーリケ監督は試合後の記者会見で「後半に金信旭(キム・シンウク、28、全北)をトップに入れて得点ルートを作ろうとしたが、うまくいかなかった。残念ながら我々にはソリアのようなFWがいないのでこういう結果になったようだ」と語った。これに対し孫興民(ソン・フンミン、24、トッテナム)は「他国の選手にまで言及しながら選手の士気を落としたのは残念だ。韓国にも良いFWが多い」と述べ、失望感を表した。