<韓半島最大規模地震>原発稼働中断決定に3時間かかった
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.14 07:37
慶州(キョンジュ)地震が原発に及ぼす計測値を求めるのに時間がかかり、韓国水力原子力(韓水原)が地震発生から4時間も過ぎてから原発稼働中断決定を下したことが分かった。学界と市民団体はその間に大事故が発生するおそれもあったとして制度の改善を要求した。
12日、慶州でマグニチュード5.1の最初の地震が発生した時刻は午後7時44分。韓水原によると、当時震央から最も近い距離(約27キロ)の月城(ウォルソン)原発の地震計側値は0.0615g(gは重力加速度)だった。韓水原は「原発の安全運営に影響はない」と発表した。国内の原発は地震計側値が0.1g以上なら手動で稼働を中断し、0.18g以上なら自動で停止することになっている。