米、中国を北朝鮮と同じ「人身売買最悪国」と評価
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.06.28 13:22
米国が中国を世界最悪の人身売買国の一つと評価した。これを受け、4月の米中首脳会談後に蜜月関係を見せてきた両国が新たな局面に入るという見方が出ている。特に、来月1日の香港返還20周年を控えて香港などの民主化要求が強まる敏感な時期にこうした評価が出たため、中国がどのような立場を見せるかが注目される。一部では北朝鮮に対する両国の連携にもマイナスの影響を及ぼすという声もある。
米国務省は27日(現地時間)、「2017年度人身売買実態報告書」を発表し、中国を初めて北朝鮮・シリア・スーダンなどと同じ最低評価の3等級(Tier 3)国に分類した。CNNによると、3等級の国は人身売買に関して最小限の防止策もない国だ。昨年、中国は1段階高い「2等級監視国」だった。