ギャラクシーノート7ショック…KOSPI2000ライン崩れる(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.09.13 17:10
先週末、米国連邦公開市場委員会(FOMC)の一部委員が基準金利引き上げの可能性を示唆したことも証券市場にとっては悪材料だ。すでにダウ指数は揺らいだ。ボストン連銀のエリック・ローゼングレン総裁が9日タカ派発言によって基準金利引き上げの可能性に油を注いで火をつけた。彼は「今までの経済指標からみれば漸進的な通貨政策の正常化を断行するのが合理的」と話した。キム・ヨンイル大信証券グローバルマーケット戦略室チーム長は「6月末のブレグジット(英国の欧州連合脱退)以降、新興国証券市場にお金が集まったが先週末以降は米金利引き上げの可能性が高くなって流動性の力が抜けた」と話した。彼は「20~21日のFOMC開催を控えて全世界の証券市場で変動性が大きくなるだろう」とつけ加えた。
さらに北朝鮮の5次核実験で韓半島(朝鮮半島)情勢が不安になりながら当分は市場の反騰が難しくなった局面だ。韓半島をめぐる地政学的危機が高まれば外国人の需給などに否定的な影響を及ぼしかねないからだ。