青瓦台を近接撮影した北の無人機…「レーダーでは鳥と錯覚」(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.04.02 10:04
しかし国防部の当局者は「ペクリョン島で発見された飛行体と坡州で発見された飛行体はともに全体を水色に塗り、白い雲柄を上塗りしたという共通点がある」とし「同好会や放送局が撮影用として使う無人飛行体とは明確に異なる」と説明した。
ペクリョン島に墜落した飛行体のカメラからは、韓国の海兵隊第6旅団の施設と配置を集中撮影した場面が発見されたうえ、坡州に墜落した飛行体は青瓦台(チョンワデ、大統領府)を近接撮影したことが確認され、北朝鮮の無人航空機である可能性が高まっている。
韓国軍は2000年代後半、先端・高性能の低高度無人航空機を多様に開発し、実戦に配置した状態だ。北朝鮮もこれに劣らずさまざまな形態の無人航空機を開発したと、軍当局は推定している。昨年3月に金正恩(キム・ジョンウン)第1書記が出席した中、「無人打撃機」を試験運用したこともある。