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【コラム】金正恩、文在寅大統領と手を握るか(2)

ⓒ韓国経済新聞/中央日報日本語版2017.07.25 14:02
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このような要素のために、韓国の大統領は北朝鮮に対する戦略を選択するために動ける幅はそれほど広くない。文大統領の演説と2014年3月の朴槿恵(パク・クネ)前大統領のドレスデン宣言を比較してみると、このような点が顕著に表れる。タカ派の朴前大統領は北朝鮮を強く圧迫したかったのだろうが、軍事的なオプションや制裁強化だけでは目標を達成できないことに気づき、協力と統一の経済的利益を含む長い演説を行った。文大統領は協力側にもっと焦点を合わせた戦略を好むだろう。だが、ICBM発射をはじめとする北朝鮮の誤った行動のために、文大統領は今月18日、「北朝鮮との対話は圧倒的な国防力がなければ意味がない」として、国防費支出を国内総生産(GDP)の2.9%まで増やす方案を発表せざるを得なかった。

結果的に2人の大統領が同じような内容を共有することになった。2人とも核脅威に注目し、北朝鮮が核計画を断念するように強く対処するべき必要性を強調した。2人ともドイツ式統一に向けた民間接触の重要性に言及しながら離散家族の対面再開を提案した。人道的支援と経済協力、北朝鮮を通過するユーラシア鉄道に言及した。ドレスデンからベルリンへ行く道は韓国人が考えるよりもはるかに近く、道端に立ち並ぶ古い東独式建物は驚くほど似ている。だが、朴前大統領のドレスデン宣言は北朝鮮から何の呼応も引き出すことができなかった。朴前大統領の任期中にあった会談は、唯一、2015年8月に、韓国兵士2人が北朝鮮の地雷によって負傷した事態に関することだった。文大統領が直面している状況もよく似ている。

 
青瓦台は今月21日、北側に軍事会談を提案した。西海(ソヘ、黄海)北方限界線(NLL)に関する内容は排除する代わりに、北朝鮮向けの拡声器稼働の中断を話し合う可能性があることを示唆した。北朝鮮は最近の核実験以降、韓国の制裁に対応し、途切れてしまったホットラインを復元しようという提案に乗りかけた可能性もあるが、対話に出て来るには充分だと明確には言い難い。

私が間違っていることを願うが、このようなすべての点を勘案する時、南北間で首脳会談はもちろん他の実務会談が開かれる可能性は限りなくゼロに近いように思える。文大統領の提案が全く無意味というわけではない。北朝鮮は予測が不可能だ。歓迎できない方法で世界を驚かせる。だが「嬉しい驚き」を見せるなという道理はどこにもない。どちらにせよ、文大統領は失うものがない。北朝鮮がすごみ、対話を断ったとしても、状況が以前より悪くなるわけではない。

このような問題にもかかわらず、交渉が始まれば、私は米国を含めた国際社会が用心深く歓迎することを願う。対話そのものは良いことだ。北朝鮮の孤立が続くのは誰の益にもならない。ただし、会談が始まれば、韓国がしっかりとした戦略と目的意識を維持することが重要だ。北朝鮮は韓国の了解を通じて、ICBM発射のような間違った行動に対して補償を受けてはならない。だからひとまず平壌の反応を見守ろう。(中央SUNDAY第541号)

エバラード/元平壌駐在英国大使 

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