<ロッテ経営権紛争>「辛東彬会長、国政監査は不可避」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.19 16:51
今年の国政監査では辛東彬(シン・ドンビン、重光昭夫)ロッテグループ会長(60)が証人として出席することになるだろうと、与党セヌリ党の議員が伝えた。セヌリ党の元裕哲(ウォン・ユチョル)院内代表は18日、「今回の国政監査では問題がある財閥トップは国政監査場に立つことになるだろう」とし「セヌリ党は問題が多い財閥を保護する考えが全くない」と述べた。元裕哲院内代表は午前、国会で開かれた党の院内対策会議の公開発言で、「問題がある企業をそのまま放置することはできない」と述べ、このように強調した。
元裕哲院内代表はロッテを名指ししなかったが、会議の直後、セヌリ党の周辺では「家族の争いで国民が眉をひそめたロッテグループのこと」という話があった。趙源震(チョ・ウォンジン)セヌリ党院内首席副代表も中央日報の記者に「ロッテだけでなく問題があるとみられる企業の場合、今年の国政監査を避けるのは難しそうだ」とし「ただ、すべての常任委で無差別的に財界人を呼ぶのは不適切であるため、与野党間の協議を通じて必要な証人に限定する」と説明した。