ＩＭＦ「アジア成長率、来年５．６％展望」

ⓒ 中央日報日本語版2014.10.21 14:35

国際通貨基金（ＩＭＦ）はアジア地域の来年の経済成長率を５．６％と予想した。

韓国通信社の聯合ニュースは、ＩＭＦアジア太平洋地域経済チームの副チーム長が２１日に開かれた韓国対外経済政策研究院（ＫＩＥＰ）との共同カンファレンスで「アジア経済が輸出実績の改善と堅調な内需を基に来年は５．６％成長するだろう」と展望したと報じた。

引き続きアジア地域の成長率を下げるおそれのあるダウンサイド・リスクとして、米国の量的緩和の終了に伴うグローバル金利の上昇、中国の不動産景気の鈍化、日本の構造改革の限界などを挙げたと伝えた。

半面、ＫＩＥＰは米国の金利引き上げ以降、国際金融市場が混沌に陥る可能性と欧州の内需不振などを挙げながら、世界経済の成長率を今年３．１％、来年３．５％と予想したことが分かった。