円安の逆風、日本の貿易赤字が過去最大に
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.02.21 09:21
日本、米国、英国、西ドイツ、フランスなどが1985年9月22日にドル安を誘導することに電撃合意した。いわゆるプラザ合意だ。実際にその後数カ月にわたりドルは急落した。しかし米国の貿易赤字はむしろ増えた。
当時日本経済新聞など日本のメディアは、「米国の産業構造のためドルが下がっても貿易収支は改善されない」と報道した。「米国の競争力は取るに足らない」という指摘だった。約30年が流れた最近、日本が同様の境遇にある。今年1月に日本の貿易赤字は1兆6294億円と集計された。円基準では第2次世界大戦以後で最大、ドル基準では2番目だ。
輸出が減ったからではなかった。先月の日本の輸出は1年前の同じ月より6.4%増えた。当初東京金融市場の専門家らの予想値5.6%より良かった。さらに領土紛争で苦戦する対中輸出も3%増加した。