「アイコス」など葉巻型電子たばこの個別消費税が２０本入り１箱（６グラム）あたり１２６ウォンから５２６ウォン（約５２円）に引き上げられる。さらに地方税や健康増進負担金も同じ水準に調整されれば、葉巻型電子たばこの税金は１２４７ウォンとなる。これを受け消費者価格（現在４３００ウォン）も上がると予想される。

国会企画財政委員会は２０日の全体会議で、葉巻型電子たばこの個別消費税を現在の１箱あたり１２６ウォンから一般たばこ（５９４ウォン）の９０％水準の５２９ウォンに引き上げる内容の個別消費税法改正案を議決した。改正案が来月９日に国会本会議を通過すれば１２月中旬から引き上げられた税金が適用される。

たばこには個別消費税のほか地方税のたばこ消費税と教育税、健康増進負担金などが賦課される。現在、国会行政安全委員会と保健福祉委員会でも関連税目と負担金を同じ水準に引き上げる改正案が審議されている。改正案がすべて国会を通過すれば葉巻型電子たばこの税金と負担金は一般たばこ（１箱あたり３３１８ウォン）の５０％から９０％に上がる。

企画財政部によると、現在「アイコス」には計１７３９ウォンの税金と負担金が賦課されているが、改正案がすべて通過すれば２９８６ウォンに増える。ただ、消費者価格は製造会社側が増税額をどれほど反映するかにかかっている。