文在寅（ムン・ジェイン）大統領の国政遂行に対する支持率が３週間連続の下落から反騰した。

世論調査専門機関リアルメーターがＹＴＮの依頼で１８日から２２日まで全国有権者２５１６人を対象に文大統領の国政遂行に対する支持率を調査した結果、４７．１％が肯定的な評価をした。否定的な評価は２．５％ポイント低い４７．２％だった。

１週間前には否定的な評価が肯定的な評価を４．８ポイント上回ったが、先週は０．１ポイント差に狭まった。

リアルメーターは「特権層が関与したとみられる、いわゆる『金学義（キム・ハクウィ）元法務次官、チャン・ジャヨン、バーニングサン』３大不正疑惑が国民的な公憤を招き、権力機関改革をめぐり政府・与党と保守野党間の対立ラインがさらに明確になったため」と分析した。

日間で文大統領の支持率はこれら３大疑惑に対する徹底的捜査を指示した１８日に上昇し、検察過去事委員会の活動期間延長が決定された１９日にも上昇が続いた。

階層別に中道層と保守層、大邱（テグ）・慶北（キョンブク）、ソウル、５０代と３０代、主婦・無職・事務職など多くの地域と階層では支持層が結集した。一方、釜山（プサン）・慶南（キョンナム）では小幅離脱した。