韓経:韓日中5G角逐戦…韓国が平昌で機先制する
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.02.14 10:37
五輪ほど革新プラットフォームを披露する場所を探すのは非常に大変だ。グローバルブランドのマーケティング展示場であり市場トレンドを読み取れる現場だ。何より先端製品のテストベッドの役割をきっちりとできる所だ。ここでのデータは金脈であるためデータ確保に集中しなければならないという指摘もある。9日に開かれた平昌(ピョンチャン)冬季五輪開会式でも新技術の饗宴は続いた。1218台のドローンがトンボの群れのように空を飾り、ドローンに装着したLED照明は40億色の組み合わせを具現した。1200個のLEDの光で表現した平和のハトの形も印象的だった。
平和のハトは次世代通信網である5Gで連結されたものだった。ドローンの華やかな照明ショーは4KUHD(超高画質の4倍の鮮明度)テレビ技術で全世界に送出された。4Kと5Gの技術が平昌の話題になっている。4Kテレビと5G通信に世界が注目するのは世界の企業がこの技術の確保に激しい戦いを行っているからだ。中国と日本は政府が直接乗りだし技術と市場を先取りしようとしている。平昌に続き2020年の夏季東京五輪と2022年の冬季北京五輪が待っている。日本は最初から堂々と超高画質テレビから4Kを超え8Kで試験送出している。先端放送通信市場に向かった韓日中3カ国の角逐戦がますます激しくなっている。通信速度の覇権を握る国が次世代技術を先取りし支配する様相だ。