ＬＧイノテックが１８日から２０日まで３日間にわたり愛知県のポートメッセなごやで開催される自動車技術専門見本市「名古屋オートモーティブワールド」に初めて参加すると１６日に明らかにした。

今回の見本市でＬＧイノテックは車両用ＬＥＤモジュールと通信モジュールの２種類のテーマで最先端車両部品２０種を展示する。特に車両用ＬＥＤモジュール部品はＬＧイノテック独自の発光構造設計技術が反映された次世代車両用ＬＥＤ光源「ネクスライドシリーズ」を初めて公開する。

ネクスライドＨＤは業界で初めて基板接触面を除く５面から明るく均一な光を出すのが特長だ。ＬＥＤパッケージからプラスチックモールドを除去しインナーレンズなど光を均一化させる別途の部品がなくても１８０度近く光が広がる。この製品を装着した車両外装ランプは既存より３０％ほど厚さが薄い。また、シリコン素材のため変形が自由で、直線・曲線や波型、立体図型など多様なデザインの差別化された照明を製作できる。

ＬＧイノテック関係者は「日本は自動車メーカーと日本国内の車両部品メーカー間の協力構造が強固で、新規参入企業に求められるスペックと品質水準が非常に高い。顧客に革新的で差別化された価値を提供する車両部品を通じて競争力を立証したい」と話した。