韓経:ソニー・パナソニック・日立…自尊心捨てて収益性を得た(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.05.31 10:32
日本の8大電子機器メーカーの変身がスピーディーに進んでいる。変身の中身は中核技術に重点を置いた体質改善と事業再編だ。大胆な構造調整も断行している。すでにソニーなど一部企業は成功の軌道に乗ったと宣言した。半面、東芝やシャープなどはまだ再起を図れないまま破産危機に直面している。電子機器王国であり、一時は世界の電子機器業界を揺るがした日本だ。果たして日本の電子機器メーカーは復活できるのだろうか。でなければ、ノキアやモトローラなど多くの世界的企業がそうなったように、歴史の中に消えていくことになるのだろうか。
ソニー・日立・東芝・NEC・パナソニック・三菱電機・シャープ・富士通など電子機器メーカー8社の昨年度決算期(2016年4月~2017年3月)の売上高は計44兆4432億円だった。2012年度決算期に比べて0.18%しか増えていない。売上高が最も多く増えたのは三菱電機で、この期間18.82%増となった。ソニーも11.8%の増加にとどまった。パナソニック(0.56%)と日立(1.34%)の増加率は1%前後に過ぎなかった。大きく増えたとは言えない水準だ。