「ソウルに危険のない軍事オプション」…精密打撃・斬首作戦・EMP弾?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.09.20 13:05
金正恩ら北朝鮮軍首脳部を除去する斬首作戦も成功を収めることさえできるなら最も効果的な方法のひとつだ。だが米特殊部隊であるネイビーシールズがテロ集団アルカイダの指導者オサマ・ビンラディンを射殺した状況と北朝鮮はまったく違う。金正恩の所在を事前に把握できる情報を得ることはほとんど不可能だ。正確な情報がなくてはできない軍事オプションということだ。軍事専門家らは北朝鮮の即時対応が遅れる軍事オプションと関連、「軍事訓練など武力示威から電磁パルス(EMP)弾または、サイバー攻撃、電力網を無力化させる黒鉛弾攻撃、核・ミサイル関連施設など局地的精密攻撃を通じて直接物理的打撃を与える案まで多様なオプションがある」と説明する。
だが北朝鮮軍が電子装備まひに備えあらかじめ用意した有事の際の命令体系を通じて報復を敢行する可能性も十分にある。外部から深刻な攻撃を受ける場合には化学兵器など特定大量破壊兵器に対し別途の命令なく独立した部隊で発射するよう権限を与える場合だ。