北朝鮮、核弾頭10個分のプルトニウム保有…韓国国防白書

北朝鮮、核弾頭10個分のプルトニウム保有…韓国国防白書

2017年01月12日16時43分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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  北朝鮮の核開発能力は大きく発展したが、長距離弾道ミサイルは「部分的成功」と評価すると、韓国国防部が11日明らかにした。この日に公開した『2016国防白書』でだ。

  国防部が北朝鮮の核開発能力の目安として注目したのは核物質。白書によると、北朝鮮のプルトニウム保有量は過去2年間に10キロ増え、約50キロとなった。プルトニウムは核兵器を作ることができる物質。2014年版国防白書では北朝鮮のプルトニウム保有量は約40キロだった。国防部の当局者は「昨年2回の核実験をするのに使用した量を引いた残りが約50キロ」とし「実際の生産量は10キロよりはるかに多いということ」と述べた。核弾頭1個を作るのに4-6キロのプルトニウムが必要となる。北朝鮮は10個ほどの核弾頭を作る能力を保有しているということだ。

  白書はプルトニウムとともに核兵器材料に使用可能な高濃縮ウラン(HEU)生産プログラムについては「相当な水準」と評価した。しかしHEU保有量推定値は明示できなかった。核兵器小型化能力について「相当な水準」と表現した。

  「大陸間弾道ミサイル(ICBM)」「潜水艦発射弾道ミサイル(SLBM)」「核弾頭」という用語が今年の白書に初めて登場した。しかし国防部は核弾頭を米国まで運搬できる北朝鮮の長距離弾道ミサイルに対しては評価が慎重になった。「北は米国本土を脅かす能力を保有したと推定」(2014年版)から「開発を持続している」(2016年版)に表現を変えた。軍の関係者は「中距離弾道ミサイル(IRBM)のムスダンミサイルの試験発射が繰り返し失敗し、まだ試験発射をしていないICBMも水準を評価するのが難しい」と述べた。別の軍関係者は「北は政治的な宣伝のため、弾道ミサイルを開発した後に配備するのではなく、先に配備した後に開発をすべて終えようとする傾向がある」と説明した。

  国防部は白書で、韓国全域を打撃できる射程距離1000キロのスカッドER(射程距離延長型)ミサイルと鶏龍台(ケリョンデ)がある中部圏まで射程距離内とする300ミリロケット砲の配備にも初めて触れた。

  一方、この日午前11時、国防部のホームページに掲載された国防白書オンライン版が午後に入って突然消えた。「2016年版には朴槿恵(パク・クネ)大統領の写真は1枚もなく、代わりに黄教安(ファン・ギョアン)大統領権限代行首相の写真2枚だけがある」という聯合ニュースの記事が発端だった。またこの記事は「2014年版では朴大統領の名前が22回言及されるが、2016年版は2回にすぎない」と伝えた。すると国防部はオンライン版を直ちに削除した後、立場資料を出し、「白書はいかなる意図も持たずに作成する」とし「朴大統領に十分に言及した」と釈明した。また「今の国防白書にも朴大統領の写真が2枚ある」とし「一部のメディアの意見を受け入れ、最終原本には朴大統領の写真を2枚追加で載せた」と明らかにした。
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