スーチー外相を国賓待遇する中国の意図は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.08.19 15:07
18日午後4時30分(現地時間)、中国北京の天安門広場そばの人民大会堂北門にミャンマーの伝統衣装ロンジー姿の女性が入ってきた。ミャンマーの「民主化の花」からミャンマー文民政府最高実権者へと変身したアウン・サン・スーチー氏だった。彼女の公式の肩書は国家諮問役兼外相だ。彼女を迎えた中国側の代表は李克強首相だった。ミャンマーの閣僚・随行員30人余りと王毅外相をはじめとする中国代表団がスーチー氏の後に従った。
人民大会堂の北大庁に用意された歓迎式場には人民解放軍の儀仗隊144人が両側に並んだ。両国の国歌演奏が終わった後、スーチー氏は査閲のために踏み出した。生涯で初めて外国軍隊を査閲するスーチー氏は多少緊張した表情で儀仗隊員を見つめながら赤いじゅうたんの上をゆっくりと歩いていった。李首相はスーチー氏の右側を半歩後ろで従った。中国外務省が厳格に人数を制限した40人余りの国内外の記者たちがこれを見守った。