「ジョブズは間違い」 …サムスンSペンの進化(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2015.08.19 15:21
M&A(企業の合併・買収)を通じた進化も目を引く。サムスンが出した決済サービス「サムスンペイ」の最大の長所は汎用性だ。チップが入る近距離無線通信(NFC)方式の端末とマグネチック端末をすべてカバーする。一方、アップルのアップルペイはNFC方式を採択した。現在、米国でNFC方式端末は約20%、マグネチック方式は約80%と推定される。アップルペイの拡散が遅い理由だ。これにはサムスンが2月に買収したループペイ(LoopPay)が決定的な役割をしている。同社はマグネチックセキュリティー伝送(MST)の基礎技術を持つ。
ひとまずサムスンの新製品に対する海外メディアの反応はよい。IT専門誌エンガジェットは「ファブレットに否定的な反応を見せる人々の心を変えることができるだろう」と評価した。しかしやや少ない3000mAhのバッテリーと外付けメモリーが不可能な点は惜しまれる。ドロイドライフは「デザインとハードウェアは良くなったが、それがすべて」と評価した。