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韓日市民100人が作るミュージカル…舞台の上の心臓の鼓動は共通

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.03.16 09:55
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非営利民間団体(NPO)プルウルリムのチョ・ミス代表(42)は壁のない世の中を夢見ている。2015年から韓国と日本の一般市民100人が参加するミュージカル『A COMMON BEAT(ア・コモンビート)』を製作し、公演する理由だ。彼女は「どこの国、どんな環境で生きていようがすべての人には心臓が拍動しているという共通点があるのでないか」と言って作品のタイトルの意味を解釈した。

「多様な職業・年齢・信念の人々が作品を作る過程で友人になります。韓国人はこうだ、日本人はこうだという固定観念も壊れます。ただ、こういう人もいて、ああいう人もいるんだなと心の扉を開きながら私たちの中にある鼓動は全く同じだということを悟ることになります」。

 
チョ代表は「国民」という話を嫌う。プルウルリムの定義からしてそうだ。「国境を越えて平和を愛する地球市民の集い」だと言った。在日同胞3世として日本で生まれ育ったチョ代表は幾度となく「どこの国の人なのか」と質問されながら生きてきた。

チョ代表の祖父母と母方の祖父母はいずれも韓国人だ。彼らは1930~40年代に日本に移住した。日帝強制占領期間だったから初めはそのまま日本国籍だったが、解放を迎え外国人の身分になった。チョ代表の言葉によれば「国籍のない朝鮮人」になったのだ。1948年の大韓民国政府樹立後もチョ代表の祖父母は韓国国籍を取らずにそのまま朝鮮族として残った。

チョ代表は東京にある朝鮮学校で小中学校の過程を終えた。1946年生まれであるチョ代表の父は日本の学校に通い、韓国語があまりできなかった。チョ代表は「父の世代でも日常生活で差別が深刻だった。父は日本式の名前を使い、日本人のように暮らした。だから子供は朝鮮人であることを隠さずに堂々と生きることを願った」と思い返した。

チョ代表のアイデンティティの葛藤は高校進学後に高まった。「もっと広い世の中が見たいと思って日本学校で進学したが、『チョ・ミス』という名前が目立った」と話した。

「友達が外国人なのかと聞いてきました。韓国語を教えてほしいと言いながら。差別ではないのに違和感を抱きました。それまで日本以外の国には行ったこともないのに…。『それじゃあ私という存在は何なのか』と思いました」。

大学卒業後、日本の市民団体ピースボートに勤めたチョ代表は2013年に聖公会(ソンゴンフェ)大学大学院のアジア非政府機構学修士課程に進むために韓国に来た。そして本格的な「壁」を経験した。「それでも日本では名前さえ言わなければ異質感なく暮らせたのに韓国では言葉が下手でどこへ行っても外国人扱いされました。日本も私の国ではなくて韓国も私の国ではありませんでした」。

チョ代表がしばし涙を拭った。チョ代表が見た韓国は外国人に対する差別が激しく、少数派に対する配慮が不足した国だった。大学院の同期にはベトナム、バングラデシュ、ミャンマー、インドネシアから来たNGO(非政府機構)の活動家がいた。

「本当に優秀な学生たちだったのに開発途上国から来たという理由で差別されました。ある友人は学校から奨学金まで出して入学を許可したのにビザが出るのが遅く、入学式の後に入国しなければなりませんでした。不法滞在を疑われたのです。また、他の友人は英語が本当にうまかったけれど英語教室の講師のアルバイトに採用されませんでした。実力のレベルは低くても白人を採ると言われました」。

『A COMMON BEAT』は韓日共同プロジェクトだ。偏見のない疎通と交流の価値を伝えるために2015年からプルウルリムと日本のNPOコモンビートが共に進めてきた。韓日両国でそれぞれ市民俳優50人が参加し、100日間でひとつのミュージカルを作っていく。2015年と2016年、そしてことしまで3回公演をした。10代から60代まで教師・消防署員・デザイナー・公務員・学生など様々な職業を持つ人々が自費を使って韓国と日本を行き来して練習した。ことし1、2月に東京とソウルで3回行われた公演は計2800席が全席売り切れる記録を立てもした。チョ代表が今後の計画を明らかにした。

「誤解と偏見はお互いを知らないため起こります。制限された垣根なしにコミュニケーションして交流すれば共存と平和の道が見えるでしょう。そのメッセージをより多くの人にもっと頻繁に伝えたいです。大型ミュージカル以外にも小さなワークショップ公演も構想中です」。

◇ミュージカル『A COMMON BEAT』とは

米国の非営利民間団体(NPO)Up with People(アップ・ウィズ・ピープル)が2000年に製作した作品。日本では2004年からNPOコモンビートが日本版『A COMMON BEAT』を手掛け毎年上演している。これまで日本だけで5000人余りが出演し、観覧客は18万人に及ぶ。主題は多様性と平和だ。専門の俳優ではなく一般人100人が舞台に上がり黄色・録・青・赤など4つの大陸の人々の物語を繰り広げる。自分だけの独特の文化を享受して生きていた各大陸の人々が違う大陸の存在を知ったことで体験する葛藤と和解が作品の基本的あらすじだ。彼らは各大陸の伝統を守るために戦争まで行うが、結局文化と背景が違っても互いに理解して共存することができるという悟りを得る。韓国・日本共同プロジェクトは両国の修交50周年をむかえ、2015年に始まった。

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    2018.03.16 09:55
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