国際スキー連盟「平昌組織委は約束を守った」
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.02.29 13:21
2018平昌(ピョンチャン)冬季オリンピック(五輪)を2年後に控えて江原道(カンウォンド)で開かれたテストイベントが合格点を受けた。
28日に江原道平昌の普光(ブグァン)フェニックスパークで行われた国際スキー連盟(FIS)スキークロスワールドカップ(W杯)の決勝を最後に、2月に3回にわたり開かれたテストイベントがすべて終わった。次のテストイベントは12月に江陵(カンヌン)アイスアリーナで開催されるショートトラックW杯だ。江陵アイスアリーナは現在工程率60%。
6、7日に旌善アルペン競技場で開かれたアルペンスキーW杯は開催さえも不透明だったが、大きな問題なく終わった。工程率が20%と進行が遅れていたコース建設作業は、海外技術陣と軍将兵まで動員し、工程率を60%台にまで高めた。異常高温まで重なったが、江原道と平昌オリンピック組織委員会は総力戦の末、大会を無難に終えた。ジャン・フランコ・カスペルFIS会長は「昨年末までテストイベントを開催できるかどうか疑問を抱いていたが、組織委は約束を守った」と語った。