韓国焼酎が「アルコール度数引き下げ戦争」…17度の壁も崩れる?(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.12.05 14:54
なら、焼酎のアルコール度数はどこまで下がるのだろうか。焼酎会社は新製品を発売する前、より正確には度数をさらに低める前に市場調査をする。内容は大きく2つある。一つは味、もう一つは「焼酎はアルコールが何度であるべきか」という認識調査だ。ある焼酎会社の関係者は「焼酎が10度という人もいて、まだ25度、30度という回答もある」とし「しかしこのような例外の回答を除けば17-19度が多い」と述べた。他の会社の関係者も「無条件に度数を下げることはできず、焼酎らしさを維持するためには、現在のところ17度をマジノ線と見ている」とし「このマジノ線を誰がいつ破るかは企業同士がまた眺め合っている」と言って笑った。17度の壁が崩れるのも時間の問題ということだ。
焼酎のアルコール度数を引き下げたのはもちろん消費者だ。特に、女性の飲酒者が増えたほか、ウェルビーイングトレンドが流行し、飲みやすい焼酎を求める人が増えた。ハイト真露がチャミスルの度数を17.8度に低める前に実施した消費者対象調査でも、こうした傾向がそのまま表れた。同社の8-10月、20代以上の成人男女1740人を対象に焼酎のアルコール度数変更について尋ねたところ、94%が低い度数の焼酎を望むと答えた。