外国人の影響うける株式市場…韓国だけ後退(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.03.22 09:22
まだまだだという見解も少なくない。ソン・サンフン教保証券リサーチセンター長は「韓国資本市場に外国人資金が入ってこないのではなくただ債権に注がれることが激しい」と指摘した。実際に最近、3年満期の国債金利は連日史上最低を置き換えて(債権価格上昇)年2.75%である基準金利を下回っている。外国人投資家が攻撃的に債権を買い入れたためだ。韓国信用等級に比べて国債価格が相対的に高くなく、先月中旬以後下落した韓国ウォン価が年末に再び強気を見せる可能性が大きいとみて為替差益を期待した投資と解釈される。ソンセンター長は「企業利益が停滞して外国人の立場で韓国株式の魅力は大きくない」と見た。
新韓金融投資の分析によれば現在のKOSPI指数の12カ月先行株当たり純利益(EPS)は2011年末に比べて0.6%高い水準だ。リュ・ジュヒョン研究員は「KOSPI企業は去る15カ月間の利益が全く増えなかったとしてもいい過ぎではない」と話した。一方、米国スタンダードアンドプアーズ(S&P)500指数に該当する企業のEPSは同期間7.4%増えた。外国人投資家が韓国株式よりは米国株式にさらに関心を持つ可能性があるという意だ。まだ残っている資産運用会社バンガードの基準指数変更にともなう売りも負担だ。毎週約4000億ウォンと推定される指数変更関連の売渡は6月末まで続く見通しだ。