【時論】THAAD、代案を探す=韓国(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.07.25 16:41
北朝鮮の核の野望を抑制するために中国と手を握らなければならない。2月17日に中国外相は韓半島の非核化と平和体制の樹立を並行推進しようと提案した。この法案は2005年9・19共同声明で合意したものであり、中国だけの考えではない。保守と進歩をこえたかつての韓国政府の考えであったし、米国も2008年末に6カ国会談が座礁する前までは推進しようとしていた構想だ。
さらに遅くなる前に、非核化と平和体制をまとめて1つの列車のように線路の上にのせよう。米国と軍事的対決を望まない中国も、いつになく積極的だろう。こうした努力にもかかわらずもし北朝鮮が核とミサイルを開発し続けるならば韓国と米国は行動半径を大きく拡大しうる。北朝鮮ミサイルから同盟国である米国の領土を守るためにもTHAADを配備するという明らかな論理も可能だ。中国も反対しにくい名分を先に蓄積することが手順だ。