仮想通貨から胎児の相続権まで…中国「民法の時代」開かれる
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.06.29 13:42
中国の民法総則が初めて姿を現した。人民日報をはじめとする中国官営メディアは28日、「中国の立法機構である全国人民代表大会(全人代)常務委員会が民法総則草案の審議に入った」と一斉に報じた。財産権を含む個人・法人の権利と契約・相続などの基本原則を規定する民法総則の制定は、中国の法治確立において新たな里程標となる見込みだ。
中国には単一法律としての民法がない。1949年まで中華民国の民法が存在したが、新中国(中華人民共和国)成立後に廃止された。これは私有財産を認めない社会主義体制の本質と関連している。