日本の空手が五輪のテコンドー廃止の脅威に(2)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.12.27 08:49
五輪入りを狙っている種目も脅威要素だ。現在、空手、ウーシュ(武術)、野球(ソフトボール含む)、スカッシュ、ローラースケート、スポーツクライミングが五輪入りのため努力している。これら6種目は20日にローザンヌで開かれたIOCプログラム委員会でプレゼンテーションを通じて五輪入りに向けた作戦を開始した。
この中でも空手の脅威は最も実質的だ。日本政府の後援を背景に最も積極的な動きを見せているためだ。世界空手道連盟のアントニオ・エスピノス会長は、「われわれは空手が五輪精神に合致するスポーツだと信じている。五輪入りをあきらめることはないだろう」と公言したりもした。現在世界空手道連盟はスペインに本部を置き、欧州のIOC委員を対象に全方向ロビーを展開している。少なくとも欧州人の目にはテコンドーと空手は「類似した東洋武術」だ。2つのうちどちらかが五輪種目になるなら別のひとつは脱落しなければならないというのが一般的な見解だ。