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【コラム】残念だ、パンテック=韓国

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.07.11 14:48
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パンテックについての文を書いてみようとパソコンで色々な資料を集めていると、高校1年生の息子が画面をのぞいては一言つぶやいた。

「ベレギを見てるんだね」。ベレギとは。それは何かと尋ねたところ、あきれた返事。パンテックのスマートフォンブランド「ベガ」と「ゴミ(韓国語でスレギ)」を組み合わせたのが「ベレギ」だという。パンテックのスマートフォンに「ラグ(lag、プログラムの遅延またはエラー)」が多くて不便なことを、子供たちが皮肉った言葉である。

 
14日は「パンテック運命の日」だ。その日、パンテックが債権団から新規資金の輸血を受け再生の道に進むか、このまま崩れ去るかが決定される。サムスン電子・LG電子に比べて相対的に弱者なので、生き延びようと努める姿がしのびなくて、運命の日にパンテックに有利な決定が下ったらと内心望んでいた。運命の日が2回も延期されたのも、私のように思っていた人が多いからではないか。しかし真実は、ベレギという一言に含まれている。債権団もパンテックの支援を促した携帯電話販売商たちも知らなかったが、市場はパンテックの運命をすでに知っていたということだ。

1991年に設立されたパンテックは「ベンチャー第1世代の神話」に通じる。ポケベルから始まり一時はLG電子を抜き、世界の携帯電話市場の占有率順位を7位まで引き上げたこともあった。売り上げも3兆ウォンに肉迫した。そんなパンテックが墜落した。

パンテックのイ・ジュンウ代表は10日の記者会見で「(パンテックは)世界有数の移動通信事業者が認めた最高水準の技術力を保有する企業」としながら支援を訴えた。

最高技術なのに会社は生死の岐路に立っているとは、これこそまさにアイロニーだ。かなり以前、部品・工具店が集まっている清渓川(チョンゲチョン)のある商人が「ここにある部品さえ集めれば宇宙船でも打ち上げられるだろう」と冗談を言うのを聞いた。だが清渓川から宇宙船を打ち上げる奇跡は起きないだろう。模倣して組み立てる技術はあっても、一時代を導いていく創意的技術がないためだ。

ひょっとしてパンテックが話している技術もそんな技術ではないか。ほかの人々が皆やっている技術を少しずつ変形させてきれいに組み立てる、そういう技術のことだ。パンテックの立場では、くやしい非難に聞こえるかもしれない。いったい創意的技術が何であり、そういうものを持つ企業がどれだけあるのかと。その通りだ。だが真実は、創意的技術を持つことが出来なかった企業は、その場ではなくてもいつかは市場に無視されるほかはないという事実だ。

アップルの挑発にサムスン電子がぐらつき、LG電子はまだその衝撃から完全に抜け出せていない。アップルは持っているがサムスンやLGは持てなかった、または逃した創意的技術が運命を分けた。アップルの衝撃はそのように抜け出したが波はまた訪れる。パンテックが置かれた今の状況はあまりにも残念だ。だがパンテックの没落は韓国経済の災難ではない。いつかサムスン電子やLG電子まで悲劇の主人公になるかもしれない。携帯電話の分野で一時代を風靡したノキアやモトローラが市場を離れる姿を私たちは見た。私たちに、そんなことが近づかないということはない。昨日の神話は忘れる時だ。

キム・ジュンヒョン経済部門次長

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