最後の機会の地…韓日中の北極三国志(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.05.15 11:42
北極は世の果て、未知の地だ。各国が条約で平和に研究開発をしている南極とはまた違う。1994年の国連海洋法条約で隣接国の排他的経済水域(EEZ)を認めることにしたが沿岸国間の紛争で境界画定が遅れている。このような状況で北極評議会は国際影響力を持つ唯一の国際機関の役割をしている。
◇韓国のGDPの14倍の資源埋蔵
韓国は2008年に臨時オブザーバーの資格を得たが、情報アクセスに制限を受けており政策決定から排除されてきた。しかし永久オブザーバー資格を取得すれば北極プロジェクトの財政後援者、地域協力者として参加することができる。韓国極地研究所のナム・サンホン未来戦略室長は、「北極圏諸国の排他的な動きに対応して研究と資源開発強化のためにも北極評議会永久オブザーバーへの進出は必須」と話した。