「平昌ロングダウンコート」品切に…高コスパで人気=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2017.11.20 14:58
会社員ジ・ヒョンギョンさんは18日、ソウル・傍花洞(パンファドン)のロッテ百貨店金浦(キンポ)空港店に午前7時30分に到着した。普段は朝寝坊をする土曜日だったが、最近流行っているという「平昌(ピョンチャン)ロングダウンコート」を買うために急がなければならなかった。入庫時間は午前10時30分。3時間早く到着したが、すでに列が長かった。前に立とうと争って倒れる姿も見えた。彼女は5時間余りを待って午後1時に手に入れた。
平昌ロングダウンコートの人気が高騰して「品切事態」が起きている。中高校生をはじめ、若年層でロングダウンコートの人気が高まっている中で「コスパ」(費用対効果)と洗練されたデザインが口コミで広がり、「ホットアイテム」に浮上した。
平昌ロングダウンコートは「2018平昌冬季オリンピック(五輪)」を記念して3万枚が製作された。先月30日からロッテ百貨店など全国公式店舗20カ所で販売された。次々と全国の店舗に普及される予定だったが、15日に在庫が切れた。再入庫された店舗ではお客さんの間で争いが起きて警察が出動したこともあった。18日、追加入庫された物量はあっという間に品切れになった。ロッテ百貨店と平昌五輪組織委員会は公式ホームページを通じて22日に再入庫されると公示した。しかし、ロッテ百貨店関係者は19日、中央日報とのインタビューで「現在まで2万3000枚が売れて在庫は7000枚だ。22日に再入庫公示を出したが、安全事故などが懸念されて変更される可能性がある。日付と場所が確定し次第にホームページに公示する予定だ」と話した。