「円は過大評価されている」IMFが定例協議の結果発表
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2012.06.13 09:16
国際通貨基金(IMF)が円は過大評価されていると指摘した。
IMFは12日に東京で日本との定例協議の結果を発表し、「日本のインフレ率はゼロ水準近くで維持されているが、円の価値はこの1年間で上がった。円上昇は部分的に安全資産を求めようとする資本が流入したため」と明らかにした。IMFは「中期的観点で円がやや過大評価されている」と診断した。欧州財政危機への懸念が高まり円は3月中旬以後ドルに対し5%上がった。これは日本の輸出企業の採算性を悪化させる要因として作用してきた。