非メモリー・未来自動車・バイオが文在寅政権の革新成長3本柱
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2019.04.23 08:19
システム半導体と未来型自動車、そしてバイオ産業。文在寅(ムン・ジェイン)政権が腕まくりして重点育成するという産業だ。青瓦台(チョンワデ、大統領府)と政府、与党はこの3つの産業をいわゆる「文在寅印の革新成長」の中枢とする予定だ。こうした基調は企業運営経験がある上に国会産業通商資源委員会として長く活動した盧英敏(ノ・ヨンミン)青瓦台秘書室長就任後から具体化したという。次は3つの産業の選定背景と見通し、育成策に対する青瓦台核心関係者らの発言を総合したものだ。
◇非メモリー半導体=「大統領選挙前から苦心の末に選び抜いた重点育成分野だ。サムスン電子が最近開発した極紫外線(EUV)技術を基盤に2025年までに(ファンドリー分野で)意味ある2位、2030年には世界1位を目標に投資して雇用するという。ファンドリー(他社が設計した半導体を生産する事業)1位で世界市場の55%を占めている台湾のTSMCがサムスン電子の時価総額の90%だ。もしサムスン電子が世界1位になれば現在のサムスン電子規模の2倍になるということだ。ハイニックスは竜仁(ヨンイン)を半導体クラスターに指定した。10年ぶりに首都圏に用地を供給したものだ」。