韓経:2006年の日本と2018年の韓国…安倍氏のリーダーシップが韓国に与える示唆点は?
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2018.10.01 09:36
2007年9月25日。第1次安倍政権は執権366日で幕を下ろした。安倍首相は「潰瘍性大腸炎」という健康問題を辞任理由にした。実状は閣僚の相次ぐ不正スキャンダルと下剋上、総選挙惨敗に米連邦下院の「慰安婦非難決議案」通過のような外交的失敗が重なったためだった。「(辞任)圧力に耐えられなかった」という米CNNの報道は、下痢を言い訳に病院に入院した首相の姿と合わせて戯画化されたりもした。
そんな安倍首相が2012年の再執権からは勢いに乗り過去最長寿の首相の座を見据えている。臥薪嘗胆して第1次執権期の失敗の経験をかみしめた結果だ。安倍首相が執権した2006年と2012年は日本社会と経済の転換期だった。安倍首相の強いリーダーシップに力づけられ「失われた20年」の暗黒期を後にして日本が復活の土台を固めているという評価が出ている。
◇2006年の日本と2018年の韓国