<韓国新成長動力10>(1)ロボット産業…産業化に向けた支援が切実(下)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2016.01.11 11:25
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人とぶつかると自動で停止するドイツKUKAロボティクスの産業用ロボット「LBR iiwa」。(写真=中央フォト)
韓国科学技術研究院(KIST)江陵分院のオ・サンロク院長は、「過去にITが他の産業の競争力を高めコスト削減の触媒役をしたとすれば、これからはロボットがその役割を代替するだろう」と予想した。韓国もロボット市場で指折り数えられる先進国のひとつだ。世界市場でホンダ「アシモ」の唯一の対抗馬に挙げられるヒューマノイド(人間型ロボット)が「ヒューボ」だ。韓国科学技術院(KAIST)のオ・ジュンホ教授チームが2004年に発表した。ロボットは重心が揺れバランスを崩すとすぐに倒れる。
だがヒューボは歩行、走り、ダンスのような高難度技術まで可能だ。昨年6月には世界災害ロボット大会(DRC)で優勝した。障害物を乗り越えるなど8種類の課題を44分で終え競争国のロボットを上回った。2005年にKISTのユ・ボムジェ博士チームが開発したヒューマノイド「マル」は日本のペッパーのように簡単な対話が可能だ。