<ジュネーブモーターショー>6カ月でコンセプトカーデビュー…速度戦=韓国(1)
ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2014.03.06 11:45
5日(現地時間)、スイス・ジュネーブモーターショー会場の前。車より広告看板が先に観覧客を迎えた。広告看板の主人公はシトロエンの新量産車C4カクタス。世界初公開の新車は注目を集めた。車の側面にふっくらと飛び出したエアバンプ。空気カプセルを利用して衝撃を吸収し、小さなきずを防ぐ装置だ。しかしどこかで見たような感じだ。量産車は昨年9月のフランクフルトモーターショーで展示されたコンセプトカー(Concept car)に似ている。コンセプトカーが量産車になるのにかかった時間はわずか6カ月だ。
コンセプトカーが天から地に降りてきた。1960年代まで米国ではコンセプトカーより「ドリームカー」という言葉が広く使われた。未来を想像した夢のような車ということだ。技術が発展し、コンセプトカーは実現可能な車となった。しかし依然としてモーターショーで視線を引くための“ショーカー”の性格が強かった。