東京に韓国ミュージカル専用シアターをオープンする日本人…「韓国の底力がうらやましい」(2)

東京に韓国ミュージカル専用シアターをオープンする日本人…「韓国の底力がうらやましい」(2)

2012年11月22日15時22分
[ⓒ 中央日報/中央日報日本語版]
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(上の写真)オク・ジュヒョン(左)とチョ・スンウ(右)、(下の写真)東京の「アミューズ・ミュージカル・シアター」。
  韓国メディアが大里会長にインタビューしたのは今回が初めてだ。 大里会長は日本でもメディアへの露出を極度に避ける。 「アーティストが引き立つべき。 私たちは裏で支えるだけ」という哲学のためだ。 しかし実際にインタビューをしてみると、大里会長には日本人独特の用心深さは見られず、明快で快活だった。 特にオク・ジュヒョンの話になると、子どものような表情を見せながら話した。

  「顔もかわいいが、表現力が本当に素晴らしい。 アジア最高の女優だ。 会ってみたいが、わざと避けている。 会うと自分も知らないうちにサインをお願いしそうなので。 芸能プロダクション代表なのに、それはちょっと格好がつかない」

  --00年に映画「シュリ」を輸入した。

  「韓国映画を日本に初めて紹介した。 『シュリ』は大ヒットし、その後は『JSA』と、韓国映画ブームが起きた。 大変な作品だった。 悲しくておもしろい。 難しい素材に投資し、制作し、観客が入る韓国のシステムに驚く。 日本が果してついていけるだろうか」

  --大衆文化は日本がリードしているのではないのか。

  「いま東京でチャ・スンウォン主演の演劇『ぼくに炎の戦車を』が公演されている。 ほとんど客席が埋まっている。 しかし大半の観客は日本アイドルグループSMAPの草なぎ剛を見にいく。 日本の観客は本当の演劇の深みが分かるだろうか。おそらく分からないだろう。 ただなんとなく友情程度に感じるはずだ。 韓国人はそうではない。 韓日間の微妙で複雑で痛みのある傷を胸に刻んで見るだろう。 その違いだ。 韓国大衆文化には日本人が知らない、到底わからない、屈曲した歴史が漂っている。 その傷をドラマに昇華させるだけでなく、おもしろく展開させる賢さがある。 それが底力だ」

  --韓国はよく訪問するのか。

  「これまで大学路小劇場のミュージカルだけでも100作品以上は見ている。 今年下半期も4作品を見た。 韓国が英国ウエストエンドのように作品を制作すれば、日本が米国ブロードウェーのように市場になるモデルが構築されればどうかと思う。 韓国に行く度に、客席の前を占めているリピーター観客に驚かされる。 韓国ミュージカルがこれほど早く成長できたのは、観客の限りない愛情のおかげだ」

  ◇アミューズグループ=1978年、大里洋吉会長が設立した。 マネジメントから出発し、現在は映画・コンサート・音盤・CM・モデルなどエンターテイメント全般にわたる事業を手掛けている。 サザンオールスターズや俳優の福山雅治、佐藤健、上野樹里らが所属している。 昨年の東日本大震災当時は所属芸能人50人が「チームアミューズ」を結成して音盤を出し、収益金全額を寄付した。

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