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<韓国人の海外移住150周年>サンマリノに1人の韓人「韓国式の息子の名前は私の誇り」

ⓒ 中央日報/中央日報日本語版2013.09.30 13:20
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イタリア半島に位置する人口3万人の小さな国、サンマリノ共和国。726万人の在外同胞が活動中の世界175カ国のうち「1人同胞地域」の一つだ。外交部の2011年の統計によると、サンマリノと南太平洋のキリバス、南米のガイアナとバルバドスの4カ国が1人同胞活動地域だ。

サンマリノに暮らす唯一の海外同胞はデザイナーのカン・ミソンさん(50)。韓国で生まれたカンさんは、フランス生まれの夫とイタリアで会い、サンマリノで息子を産んで暮らしている。韓国を離れてから21年目だ。

 
電話とメールによるインタビューで、カンさんは「ここは韓国人観光客もほとんどいない」と話した。そのようなサンマリノだが、カンさんは心の中から「韓国」を消したことがない。カンさんの息子の名前はフランチェスコ・スンヒョン・マイアニ(15歳)。名前の中に「スンヒョン」を入れたのも、韓国人という自負心のためだ。サンマリノの祝日(9月3日)に生まれた息子は現地の科学高校2年に在学中だ。テコンドーの黒帯を保有し、サンマリノ共和国の国家代表選手として活動している。

カンさんは夫と息子が韓国の食べ物が好きで、1週間に3日間は韓国料理を食べていると紹介した。韓国文化情報はフェイスブックやインターネットで入手している。カンさんは元々ファッション専攻だった。仁荷工業専門大を卒業し、国際服装(ファッション)研究院を修了した。ソウルでファッションデザイナーとして働き、イタリア・ミラノに留学した。現地で2カ所のデザイン学校を卒業した後、デザイナーとして活動し、ミラノで経済新聞証券分析責任者だった夫に会った。

「韓国が好きなサンマリノ系フランス国籍の夫(ジョバンニ・マイアニさん)と17年前に結婚した。当時は多重国籍が認められなかったが、今は多重国籍が認められたというので韓国国籍を取り戻したい。韓国人であることを永遠に誇りに思う」。そして「韓国に住もうと外国に住もうと、熱心に自分の生活をsれば、それが国と自分の誇りになるのでは」と語った。

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    2013.09.30 13:20
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