インビー・パーク（朴仁妃、２５）がステイシー・ルイス（28・米国）の４週間の天下を終わらせ、女子ゴルフ世界ランキング１位になった。

パークは１６日（日本時間）に発表された女子ゴルフ世界ランキングで９．２８点を受け、ルイス（９．２４点）を０．０４点差で抑えて１位となった。

世界ランキングは、過去２年間（１０４週）の成績に基づく点数を出場大会数で割った平均点で決まる。３５大会が基準になるが、メジャー大会と最近１３週以内の大会成績が良いほど加点が増える。パークは２月のホンダＬＰＧＡタイランドに続き、８日にはシーズン初のメジャー大会クラフト・ナビスコ選手権で優勝し、加点を受けた。

先週は米女子プロゴルフ（ＬＰＧＡ）ツアーが開催されなかったが、その間に基準に変動があり、１位に上がった。韓国選手の世界ランキング１位は、０５年５月の申智愛（シン・ジエ、２５、未来アセット）に次いで２人目。

１８日にハワイで開幕するＬＰＧＡツアー、ロッテ選手権に出場するパークは、ハワイに来た家族と知人を招待し、世界ランキング１位記念パーティーを開いた。パークはこのパーティーに先立ち、宿舎のマリオットホテルのプールでナビスコ選手権優勝の場面を再現した。ミッションヒルズＣＣの池の水を入れた２本のボトルのうち１本を開封し、大会場に来られなかった親にかけた。続いてパークをはじめ、両親、そして婚約者のナム・ギヒョプさん（３２）まで順にプールに飛び込み、家族優勝セレモニーを楽しんだ。残り１本のボトルは永久保管するという。